本日はドイツ製?だっけ・・ザックスっていうメーカーのバイクのスロットルを修理してほしいと依頼されていたんだけど、何故か数多くある?正規代理店っぽいショップに何軒か部品が出るか問い合わせたら「その車台番号は当社でお売りしていないため部品が出せません」と全社門前払いだったバイクです(^^;


純正スロットルが入手出来ないので仕方ないので流用パーツを物色・・・しかしこのバイクのデザインは近未来的で格好いいですねー、でもエンジンやメーター周りの質感がアジアンテイスト満載なんで細かな作りはそこそこなんですが・・

SACHS01.jpg
スロットルの状態はすでに確認してあったんだけど、スロットルホルダーとタイコの直径が紙一重で保持されてたようで、そこが削れて(ガタも多くて)スロットルが戻りすぎる状態になってました。

SACHS03.jpg
MTMの超絶部品取りコーナーからDT125と思われるスロットルを引っ張り出してきて採寸!・・今度は僅かながら大きすぎました(^^;

SACHS04.jpg
今度はCD50のがノーマルとほぼタイコの大きさが同じなので、こいつを加工して取り付ける事にしました、まずはスロットルが貫通タイプじゃないのでリューターでグリグリ!!

SACHS05.jpg
いろいろやってまぁこんな感じに加工完了!

SACHS06.jpg
おぉ!なんの違和感も無く装着!!、しかしタイコの直径が元のスロットルとほとんど同じなのでそのうち同じ症状が出るかも知れず・・まぁ今のところはカチッ!としているのでしばらく我慢してもらおう・・

SACHS07.jpg
グリップとバーエンドも元に戻して完成!、あまりに普通に付いているので簡単に出来たと思われるかもしれないけど、ここに到るプロセスは長いので出来て当たり前と思うか無かれ!w

変わったバイクに乗るには専用の部品代も大体国産の3倍しますが整備工賃(と言うか整備の方法を考えてる時間が長い!)も3倍くらい取らないとメシ食っていけませんね、この手のバイクに乗ってる人はいろいろ覚悟しておきましょう!(^^;

※そういやこのバイク、国内に合うサイズのタイヤが存在しない・・ような(汗