1ヶ月ほど前にひょんな事からウチに来た GB250クラブマン(通称:部活男?)をMTMの代車兼自分の足にと少々整備をはじめました。
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年式は 1987年式のキャブレターがシングル負圧式に代わった2型だと思います、もう33年前のバイクで元々クラシカルな外観で発売されていましたが今となっては飽きの来ない良いデザインだと思います。

エンジンはDOHC250単気筒ながら30馬力と当時のパワー競争時代を生き抜いたバイクです、始動方式もキックじゃなくてセルなのでエンジンかけるものラクチンですw

ただウチで買い取った時点で走行距離は4万キロちょっと、早速試乗してみるとなんか真っ直ぐ走らない!?、直感でタイヤの硬化と偏摩耗、それとステムベアリングの摩耗を疑いましたがとりあえずパーツの追加購入の要らない順番で・・w
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フロントフォークのダンピングがかなり柔らかいのでフォークオイルのドレンボルトから試しに抜いてみると・・・おや?、ほとんど出てこない?って感じでしたが反対側(右側)は勢いよく抜けてきたので左側のフォークにオイルがほぼ入ってない状態でした(^^;、オイルシール漏れはまだ確認してませんがとりあえず左右とも適正値にオイルを入れてみたところ一般的なダンピングに成ったので試乗してみたらかなり直進安定性は改善してくれました!

それと10キロほど走っただけで手のひらの感覚が無くなるくらいの振動がハンドルに出ているので、まずは転がっていた(モンキー用?)ハンドルブレースをガチッ!とハンドルに取り付けたら振動が半分くらいに成りました。
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それだけではまだまだ振動がきついので何か無いかなと倉庫をあさっていたらカワサキのGPZ900Rのハンドルがゴロゴロあったのでその重めの純正ハンドルウェイトを取り外し・・ネジロックが異様に塗られててちょっと手こずったけどw
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汎用のアルミグリップエンドを取り付けるゴムのブッシュを使って取り付けてみたところ更にハンドルの振動が減りました!、ハンドルの振動よりブレーキレバーが「カタカタカタっ!」ブレるのが気になりだしたw、もうちょっと振動対策したいけど費用ゼロ円ではここまでか・・
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ちょうど原付きツーリングに誘われていたけど徳島の剣山まで行くという事なので50ccのスーパーカブではしんどいと思って自分だけクラブマンで付いていくことにしました(^^;、全行程はウチから240キロの距離でしたが振動は我慢出来るレベルでした、次は前後タイヤ交換してのインプレッションしますね。